マーケットコメント


テクニカル分析

2022-08-08

  • カテゴリ一覧に戻る
  • マーケットコメント一覧へ戻る

8日、日経平均は4日続伸、TOPIXは続伸となり株価水準を切り上げて終了

8日、前週末に28,000円台に乗せて終えていたことや、米国市場がまちまちで終えていたことなどから利益確定と見られる売り物に押されて取引が始まった。日経平均は128円安で始まったが、直ぐに買いが優勢となるなど強弱が対立した。ただ、午前の取引終了にかけて上げ幅を拡大して終えると、時間外のダウなど米先物がプラスで推移していたことに加え、ドル円も135円台を維持していたことが下支えとなり、午後に入ってからも先物主導で水準を切り上げ、28,279円をつけるなど一時103円高となったあと、材料不足から伸び悩んで終えた。そうしたなか業種別では、鉱業、石油・石炭、金属製品、医薬品、銀行など22業種が値上がり。一方値下がりは、保険、海運、紙・パルプ、不動産、精密機器など11業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、HOUSEI(G)が+24.90%、スズキが+10.44%、レーザーテックが+9.47%と上昇が目立った。一方値下がりは、東京海上HD、川崎汽船、大阪チタニウムなどとなっている。日経平均株価の終値は28,249円24銭、+73円37銭、TOPIXの終値は1,951.41ポイント、+4.24ポイント。プライム市場の売買高は概算で11億23百万株、同売買代金2兆7,090億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)