マーケットコメント


テクニカル分析

2022-08-05

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5日、午後に上げ幅拡大、日経平均は6月9日以来となる28,000円台を回復

5日、米国株はまちまちで終えていたものの、日経平均との連動性が高いナスダック総合指数が上昇して終えていたことが下支えとなった。日経平均は小幅安で始まったが、直ぐにプラスに浮上すと、強弱が対立したあと先物主導で買いが優勢となった。また、時間外のナスダック先物がプラス圏で推移していたことが支えになると、じわじわと株価水準が切り上がり、28,000円台に乗せて午前の取引を終えた。また午後に入ってからも株価水準を切り上げ、28,190円をつけるなど一時257円高となるなか、雇用統計の発表を今晩に控え様子見ムードが広がり、小動きのまま今日の高値圏で終えた。そうしたなか業種別では、鉄鋼、その他製品、食料品、卸売、証券、商品など29業種が値上がり。一方値下がりは、石油・石炭、鉱業、銀行、電気・ガスの4業種のみとなっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、大阪チタニウムが値幅制限いっぱいまで買われ+18.31%、HOUSEI(G)も+18.72%と上昇が目立ったほか、日本製鉄、丸紅、HOYAなども高かった。一方値下がりは、メルカリ、三菱重工業、ダブル・スコープ、ホンダなどとなっている。日経平均株価の終値は28,175円87銭、+243円67銭、TOPIXの終値は1,947.17ポイント、+16.44ポイント。プライム市場の売買高は概算で12億12百万株、同売買代金2兆8,716億円。
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