マーケットコメント


テクニカル分析

2022-08-04

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4日、まちまち。買い先行で始まり日経平均は続伸するもTOPIXは小反落で終了

4日、注目された米7月ISM非製造業景況感指数が予想を上回ったことを受け、景気に対する強気の見方が広がり、NYダウやナスダック総合指数が大幅高で終えていたことが、東京市場の押し上げ要因となった。日経平均は続伸して始まり、28,005円をつけるなど一時263円高となる場面があったが、高値圏でのもち合いがしばらく続いたあと、上値の重たさを嫌気した売り物に押され、上げ幅を縮める展開となった。また午後には、トヨタ自動車が決算発表後に売られるなど冴えない値動きとなったことが重石となるなか、為替市場でドル円が134円台に乗せると、円安を好感した買いが入ったものの上値が重く、伸び悩んで終える結果となった。そうしたなか業種別では、海運、非鉄金属、医薬品、サービス、ガラス・土石、電気機器など15業種が高かった反面、鉱業、石油・石炭、保険、水産・農林、その他金融など18業種が安かった。また全市場の売買代金上位30銘柄では、日本ビジネスシステムズ(S)が+13.75%と上昇が目立ち、ダブル・スコープ、SUBARU、川崎汽船などが高かった反面、ZHDが-10.99%と下落が目立ち、オリックス、JFEHD、トヨタ自動車などが安かった。日経平均株価の終値は27,939円20銭、+190円30銭、TOPIXの終値は1,930.73ポイント、-0.04ポイント。プライム市場の売買高は概算で12億95百万株、同売買代金2兆8,994億円。
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