マーケットコメント


テクニカル分析

2022-08-03

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3日、反発、前日の大幅安の反動や時間外の米先物がプラスで推移していたことが支え

3日、米国株は下落して終えていたものの、東京市場は前日の大幅安の反動で買い戻しが優勢となって始まった。日経平均は78円高で始まり上げ幅を広げる展開になると、27,837円をつけるなど一時242円高となる場面があったが、買いが一巡すると売り物に押されて39円高まで上げ幅を縮めた。ただ売り込む動きは見られず、もち直して午前の取引を終えると、時間外のNYダウ先物がプラスで推移していたことやドル円が133円台で推移していたことが支えとなり、午後に入ってからはプラス圏を維持したまま50円程の狭いレンジでの膠着感の強い値動きとなり、結局147円高で終えた。そうしたなか業種別では、精密機器、保険、卸売、電気機器、機械、鉱業など14業種が値上がり。一方値下がりは、電気・ガス、不動産、建設、その他製品、倉庫・運輸、水産・農林など19業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、川崎汽船がトップで-4.20%となったほか、SUBARU、東京電力HD、任天堂、商船三井などが安かった反面、三菱商事、ダイキン工業、西日本旅客鉄道、HOYAなどが高かった。日経平均株価の終値は27,741円90銭、+147円17銭、TOPIXの終値は1,930.77ポイント、+5.28ポイント。プライム市場の売買高は概算で11億76百万株、同売買代金2兆9,200億円。
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