マーケットコメント


テクニカル分析

2022-07-27

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27日、米先物の上昇が押し上げ材料となり東京市場は3日ぶりの反発で終了

27日、業績見通しの引き下げやハイテク株が売られたことを受け、NYダウなど主要3指数が揃って下落していたことが嫌気され、東京市場も売り先行で始まった。日経平均は80円安で始まり、その後一旦下げ幅を広げ130円安となる場面があったが、時間外のNYダウ先物が上昇していたことから強弱が対立する展開となったあと小幅高に浮上して午前の取引を終えた。また午後に入ってからも、ダウやナスダック先物が上げ幅を広げて推移すると、先物主導で水準を切り上げ、27,772円をつけ117円高となる場面があったが、FOMCの結果発表とパウエルFRB議長の会見を控え、取引終了にかけて売り物に押されて上げ幅を縮めて終えた。そうしたなか業種別では、海運、陸運、医薬品、精密機器、倉庫・運輸など18業種が値上がり。一方値下がりは、水産・農林、電気・ガス、小売、その他金融、その他製品など15業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、レーザーテック、ルネサスエレクトロニクス、東京エレクトロン、商船三井などが高かった反面、ダブル・スコープが-8.98%、シマノが-6.19%と下落が目立ち、ファーストリテイリング、キヤノンなどが安かった。日経平均株価の終値は27,715円75銭、+60円54銭、TOPIXの終値は1,945.75ポイント、+2.58ポイント。プライム市場の売買高は概算で9億25百万株、同売買代金2兆3,728億円。
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