マーケットコメント


テクニカル分析

2022-07-25

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25日、米国株安で日経平均は8営業日ぶりの反落、TOPIXは5営業日ぶりの反落

25日、前週末までの連騰による過熱感や米国株の下落を受け、東京市場は売り先行で始まった。日経平均は216円安で始まり、直ぐに買い戻しが入って27,848円をつけるなど一時66円安まで下げ幅を縮める場面があったが、買い戻しが一巡すると再び下げ幅を広げる展開となった。また、午前の安値を割り込んだものの売り込む動きは見られず、午後には膠着感の強い狭い値動きとなり、今日の安値圏で終えた。また売買代金はかろうじて2兆円を上回るなど大幅に減少している。そうしたなか業種別では、空運、陸運、食料品、電気・ガス、建設など12業種が値上がり。一方値下がりは、電気機器、機械、化学、輸送用機器、鉄鋼、紙・パルプなど21業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、エーザイ、ファナック、信越化学、ソニーGなどが安かった反面、オーバルが+26.91%と上昇が目立ち、日経ダブルインバース、塩野義製薬などが高かった。日経平均株価の終値は27,699円25銭、-215円41銭、TOPIXの終値は1,943.21ポイント、-12.76ポイント。プライム市場の売買高は概算で8億23百万株、同売買代金2兆0613億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)