マーケットコメント


テクニカル分析

2022-07-22

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22日、米国株の上昇や業績期待で買いが優勢となり、日経平均は7連騰で終了

22日、ECB理事会で22年ぶりとなる0.5%の利上げを発表し、景気後退への警戒がくすぶるなか、米国企業の底堅い決算を受けNYダウなど主要3指数が揃って上昇して終えていたことが好感された。日経平均は連騰への警戒もあって売り先行で始まったが、売りが一巡するとプラスに浮上し、徐々に買いが優勢となった。また、午後に入ってからは、他のアジア市場や時間外のダウ先物などがマイナスに沈んでいたものの、業績発表への期待から株価水準を切り上げ、27,952円をつけるなど一時149円高となる場面があった。取引終了にかけては利益確定と見られる売り物に押されたが、7営業日続伸で終えた。またTOPIXは4営業日続伸となっている。そうしたなか業種別では、海運、サービス、不動産、電気機器、その他金融、機械など19業種が値上がり。一方値下がりは、電気・ガス、空運、石油・石炭、医薬品など14業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、川崎汽船が+11.31%と上昇が目立ち、日本郵船、リクルートHD、キーエンス、商船三井などが高かった反面、東京電力HDが-8.30%と下落が目立ち、大阪チタニウム、塩野義製薬、東京海上HD、ホンダなどが安かった。日経平均株価の終値は27,914円66銭、+111円66銭、TOPIXの終値は1,955.97ポイント、+5.38ポイント。プライム市場の売買高は概算で9億93百万株、同売買代金2兆6,252億円。
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