マーケットコメント


テクニカル分析

2022-07-20

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20日、米国株高を好感し、日経平均は5日続伸、TOPIXは続伸となり商いも増加

20日、米長期金利は上昇したものの、業績発表を受け積極的な利上げによる景気後退懸念が弱まったことで幅広い銘柄に買いが入り、NYダウなど主要株価指数が大幅高となったことが好感され、東京市場は買い先行で始まった。日経平均は334円高で始まると、そのまま上げ幅を広げる展開となった。また、時間外のNYダウ先物がプラス圏で推移していたことが買い安心感につながると、637円高で午前の取引を終えた。さらに午後に入ってからも商いを伴って買い優勢が続くと、取引終了にかけては700円以上の上げ幅となり、そのまま今日のほぼ高値で終えた。そうしたなか業種別では33業種すべてが値上がり。精密機器、電気機器、サービス、ガラス・土石、機械、その他製品などの上昇率が高かった反面、水産・農林、海運、電気・ガス、鉱業、食料品などの上昇率が低かった。また全市場の売買代金上位30銘柄では、日経レバレッジETFがトップで5.41%となったほか、レーザーテック、東京エレクトロン、村田製作所、リクルートHDなどが高かった反面、値下がりは、SHINWAWISEHD(S)が-14.55%と下落が目立ち、日経ダブルインバースなど3銘柄のみとなっている。日経平均株価の終値は27,680円26銭、+718円58銭、TOPIXの終値は1,946.44ポイント、+43.65ポイント。プライム市場の売買高は概算で11億14百万株、同売買代金2兆8,749億円。
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