マーケットコメント


テクニカル分析

2022-07-08

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8日、小幅続伸、日経平均は一時大幅高となるも安倍元総理が撃たれ上げ幅縮小

8日、米国株の大幅上昇を好感して東京市場も買い先行で始まり、徐々に株価水準が切り上がると、午前の取引終了前には26,881円をつけるなど一時391円高となる場面があった。一方昼休み中に、参議院選挙の応援演説で奈良を訪れていた安倍元総理が、演説中に撃たれたと伝わったことから先物が売られ、上げ幅を縮めて午後の取引が始まった。その後は上値の重たさから徐々に株価水準を切り下げたことに加え、取引終了間際にETFの決算に関連する配当捻出のためのまとまった売り物に押され、さらに上げ幅を縮め今日のほぼ安値で終えた。そうしたなか業種別では海運、鉱業、非鉄金属、鉄鋼、電気・ガスなど20業種が値上がり。一方値下がりは、食料品、医薬品、情報・通信、その他製品など13業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、大阪チタニウムが+8.7%と上昇が目立ち、三菱重工業、商船三井、川崎汽船などが高かった反面、ダブル・スコープが-9.37%と下落が目立ち、KDDI、任天堂、ソニーGなどが安かった。日経平均株価の終値は26,517円19銭、+26円66銭、TOPIXの終値は1,887.43ポイント、+5.10ポイント。プライム市場の売買高は概算で14億66百万株、同売買代金3兆6,022億円。
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