マーケットコメント


テクニカル分析

2022-07-07

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7日、大幅反発、買い先行で始まり業績期待で買われるもわずかに伸び悩んで終了

7日、景気後退懸念が燻るなか、米国市場でNYダウなど主要指数が揃って上昇して終えていたことや、前日の大幅安の反動から東京市場は買い先行で取引が始まった。日経平均は170円程値上がりして始まり、その後は一旦売り物に押されて29円高まで上げ幅を縮める場面があったが、今月下旬からスタートする決算発表への期待もあって売りが一巡すると再び買いが優勢となり、もち直して午前の取引を終えた。また昼休み中に、時間外のNYダウ先物が上昇していたことが買い安心感につながると、午前の高値を一気に上回って午後の取引が始まり、日経平均は26,533円をつけるなど一時426円高となる場面があったが、取引終了にかけて利益確定と見られる売り物に押され、わずかに上げ幅を縮めて終える結果となった。そうしたなか業種別ではゴム、電気機器、輸送用機器、食料品、繊維、精密機器など26業種が値上がり。一方値下がりは、石油・石炭、空運、海運など7業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、イオンが+10.97%と上昇が目立ち、ブイキューブ、リクルートHD、ファナック、ソニーGなどが高かった反面、日経ダブルインバース、川崎汽船、オリエンタルランド、商船三井などが安かった。日経平均株価の終値は26,490円53銭、+382円88銭、TOPIXの終値は1,882.33ポイント、+26.36ポイント。プライム市場の売買高は概算で12億78百万株、同売買代金2兆9,922億円。
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