マーケットコメント


テクニカル分析

2022-07-01

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1日、3日続落、上昇して始まるも先物の売りに押され26,000円を割込んで終了

1日、朝方は先物が買われたことから小幅高で始まり、そのまま上げ幅を広げると、日経平均は26,531円をつけ138円高となる場面があった。一方買いが一巡すると反転して上げ幅を縮め、マイナスに転じて午前の取引を終えた。また昼休み中の時間外のNYダウ先物などが大幅に下落していたことを受け225先物も大幅安になると、日経平均も下げ幅を広げて午後の取引が始まった。取引が始まったあとも売り優勢が続くと26,000円をあっさりと割り込み、25,841円をつけ551円安となったあと取引終了にかけて買い戻され、下げ幅を縮めて終えた。日経平均は6月20日以来2週間ぶりに26,000円を割り込んで終えた。そうしたなか業種別では33業種すべてが値下がり。下落率が小さかったのは、紙・パルプ、石油・石炭、化学、鉄鋼などだった反面、鉱業、ゴム、空運、電気・ガス、輸送用機器、非鉄金属などの下落率が大きかった。また全市場の売買代金上位30銘柄では、三井物産、三菱商事、INPEX、ファーストリテイリングなどが安かった反面、日経ダブルインバース、東京電力HD、三菱重工などが高かった。日経平均株価の終値は25,935円62銭、-457円42銭、TOPIXの終値は1,870.82ポイント、-22.75ポイント。プライム市場の売買高は概算で13億64百万株、同売買代金3兆2,144億円。
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