マーケットコメント


テクニカル分析

2022-06-30

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30日、大幅続落、値がさのハイテク株が売られ指数を押し下げる

30日、米国株が冴えない値動きで終えていたことや前日の下落の流れが続いたことから、東京市場は売り先行で始まった。日経平均は小幅安で始まり、しばらくもみ合いが続いていたが、上値の重たさが嫌気されると徐々に売り物に押される展開となった。また時間外のNYダウの先物が下げ幅を広げていたことに加え、日経平均への寄与度が高い値がさのハイテク株が売られたことから午後に入ってさらに下げ幅を広げる展開となり、そのまま今日の安値圏で終えた。そうしたなか業種別では、繊維、電気・ガス、紙・パルプなど6業種が値上がり。一方値下がりは、鉱業、その他金融、電気機器、不動産、海運など27業種が安かった。また全市場の売買代金上位30銘柄では、イーディービー(G)が-8.96%と下落が目立ったほか、東京エレクトロン、村田製作所、レーザーテック、ファナックなどが安かった反面、値上がりは、日経ダブルインバース、第一三共、武田薬品、ダブル・スコープなど5銘柄となっている。日経平均株価の終値は26,393円04銭、-411円56銭、TOPIXの終値は1,870.82ポイント、-22.75ポイント。プライム市場の売買高は概算で13億64百万株、同売買代金3兆2,144億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)