マーケットコメント


テクニカル分析

2022-06-29

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29日、米国株安が嫌気され、日経平均は5営業日ぶり、TOPIXは4営業日ぶりの反落

29日、FRBによる金融引き締めが継続するとの見方に加え、経済指標の結果が予想を下回るなど、景気後退への懸念が高まったことで米国株が大幅続落となっていたことが嫌気され、東京市場は反落で始まった。日経平均は200円超下落して始まり、そのあと下げ幅を広げると26,687円をつけるなど一時362円安となる場面があった。ただ売り込む動きは見られず、その後は安値圏でのもみ合いとなったあと、下げ幅を縮めて終えた。そうしたなか業種別では、電気・ガス、空運、陸運、石油・石炭、不動産など10業種が値上がり。一方値下がりは、ゴム、鉱業、海運、ガラス・土石、輸送用機器など23業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、イーディービー(G)が+7.23%と上昇が目立ち、東京電力HD、ダブル・スコープなどが高かった反面、川崎汽船、東京エレクトロン、INPEX、村田製作所、日本たばこ産業などが安かった。日経平均株価の終値は26,804円60銭、-244円87銭、TOPIXの終値は1,893.57ポイント、-13.81ポイント。プライム市場の売買高は概算で16億62百万株、同売買代金3兆8,714億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)