マーケットコメント


テクニカル分析

2022-06-28

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28日、日経平均は4日続伸、TOPIXは3日続伸、配当などの権利取りで商いも増加

28日、景気後退への警戒が重石となり、米国株が小幅安で終えていたことを受け、東京市場は小幅安で始まったが、日経平均、TOPIXともに直ぐにプラスに浮上すると、先物主導で買いが優勢となって上げ幅を広げ、日経平均は一時27,000円台に乗せる場面があった。ただ買いが続かず小幅安で午前の取引を終えると、午後に入ってからは時間外のダウ先物がプラス圏で上げ幅を広げていたことや他のアジア市場が上昇していたことに加え、決算銘柄の配当などの権利を取るための買いが優勢となって上げ幅を広げる展開となった。また午前の高値を上回り、10日以来となる27,000円を終値で回復して終えた。TOPIXは高値引けとなっている。そうしたなか、業種別では、鉱業、不動産、石油・石炭、電気・ガス、保険、輸送用機器など32業種が値上がり。一方値下がりは空運のみとなっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、東京電力HD、大阪チタニウムの上昇が目立ち、INPEX、レノバなどが高かった反面、値下がりは、ダブル・スコープ、信越化学、日本たばこ産業、東京エレクトロンなどとなっている。日経平均株価の終値は27,049円47銭、+178円20銭、TOPIXの終値は1,907.38ポイント、+19.96ポイント。プライム市場の売買高は概算で12億26百万株、同売買代金2兆8,093億円。
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