マーケットコメント


テクニカル分析

2022-06-27

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27日、大幅続伸、日経平均は一時400円超の上げ幅となるも終了間際に伸び悩む

27日、FRBが行った銀行に対するストレステストの結果、対象となるすべての銀行が合格したことなどが好感され、SP500 が3%を超える大幅高となるなど、米国株が上昇して終えていたことが買い材料となった。日経平均は26,700円台に乗せて始まりしばらくもち合いが続いていたが、10時過ぎごろから買いが優勢になると、株価水準を切り上げて午前の取引を終えた。また、午後に入ってからも、時間外のNYダウ先物が高かったことに加え、他のアジア市場が上昇していたことが下支えとなって上げ幅を広げる展開になると、26,938円をつけ446円高となる場面があったが、取引終了にかけて売り物に押されて上げ幅を縮小して終えた。日経平均は3日続伸、TOPIXは続伸となっている。そうしたなか業種別では、海運、鉱業、機械、電気・ガス、紙・パルプ、電気機器など28業種が値上がり。一方値下がりは、不動産、ゴム、陸運など5業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ENECHANGE(G)が+23.10%、ダブル・スコープが+11.74%と上昇が目立ち、川崎汽船、東京電力HD、日本郵船、商船密などが高かった反面、値下がりは、レノバ、日経ダブルインバース、KDDIなどとなっている。日経平均株価の終値は26,871円27銭、+379円30銭、TOPIXの終値は1,887.42ポイント、+20.70ポイント。プライム市場の売買高は概算で11億09百万株、同売買代金2兆6,990億円。
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