マーケットコメント


テクニカル分析

2022-06-24

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24日、大幅高、日経平均は一時26,500円台を回復、TOPIXは反発して終了

24日、米長期金利が低下したことを受けハイテク主導で米国株が反発して終えていたものの、東京市場は前日の上値の重たい流れが継続する格好で取引が始まった。日経平均は小幅高、TOPIXは小幅安とまちまちで取引が始まると、しばらく強弱が対立する値動きとなっていたが、時間外のNYダウ先物が上げ幅を広げると、日経平均も先物が買われて上げ幅を広げる展開となった。また、TOPIXもプラスに浮上して上げ幅を広げたことや、他のアジア市場で香港ハンセンや上海総合指数が上げ幅を広げる展開になると、午後に入ってからも買いが継続する格好となり、日経平均は26,519円をつけ一時347円高となったあと、そのまま高値圏で終えた。そうしたなか業種別では、海運、化学、サービス、ガラス・土石、電気機器、精密機器など23業種が値上がり。値下がりは、石油・石炭、保険、空運、銀行など10業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、レノバが+24.24%、メルカリが+12.16%、ダブル・スコープが+11.77%と上昇が目立ち、大阪チタニウム、日本電産、レーザーテックなどが高かった反面、値下がりは、日経ダブルインバース、三菱重工、三菱UFJFG、KDDIなどが安かった。日経平均株価の終値は26,491円97銭、+320円72銭、TOPIXの終値は1,866.72ポイント、+14.98ポイント。プライム市場の売買高は概算で12億44百万株、同売買代金2兆9,584億円。
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