マーケットコメント


テクニカル分析

2022-06-23

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23日、まちまち、朝高後値を保てず、午後は方向感のない値動き

23日、国内の買い材料が乏しいなか、取引開始時は時間外のNYダウ先物が上昇していたことが好感され、東京市場でも先物が主導する形で上げ幅を広げる展開となり、日経平均は26,401円をつけるなど一時252円高となる場面があった。ただ、米国の景気後退懸念がくすぶるなか積極的な買いが続かず、徐々に上げ幅を縮め小幅なマイナスに沈んで午前の取引を終えた。一方、午後に入ってからは109円安となるなど下げ幅を広げたが売り込む動きは見られず、取引終了にかけてプラスに浮上するなど方向感のない値動きとなるなか、結局日経平均は小幅高、TOPIXは小幅安で終えた。そうしたなか業種別では、空運、食料品、保険、小売、陸運、電気・ガスなど19業種が値上がり。一方値下がりは、海運、鉱業、非鉄金属、卸売など14業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、東芝、東京海上HD、ファーストリテイリング、ソフトバンクGなどが高かった反面、ENECHANGE(G)が-11.40%と下落が目立ち、大阪チタニウム、塩野義製薬、信越化学、三菱重工などが安かった。日経平均株価の終値は26,171円25銭、+21円70銭、TOPIXの終値は1,851.74ポイント、-0.91ポイント。プライム市場の売買高は概算で10億82百万株、同売買代金2兆6,528億円。
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