マーケットコメント


テクニカル分析

2022-06-21

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21日、3日ぶりの大幅反発で2万6千円台を回復、一時600円超の上げ幅となるも縮小

21日、前日までの大幅続落の反動や、欧州株が小幅ながらも上昇して終えていたことが取引開始時の買い材料となった。日経平均は26,000円台を回復して299円高で始まり、その後徐々に上げ幅を広げる展開となった。また、3連休明けで今晩から今週の取引が始まる米国市場で、時間外のNYダウなど主要3指数の先物が揃って上昇していたことが買い安心感につながると、午後に入って上げ幅をさらに広げる展開となり、日経平均は26,418円をつけるなど647円高となる場面があった。一方、高値圏でしばらくもち合いが続いたあと、14時半過ぎにまとまった売り物が出ると、高値から170円程上げ幅を縮めて終えた。そうしたなか業種別では、33業種すべてが値上がり。上昇率が高かったのは、鉱業、空運、不動産、保険、石油・石炭、その他金融など。一方上昇率が低かったのは、電気・ガス、倉庫・運輸、食料品、小売、鉄鋼などとなっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、レノバが+15.61%、ダブル・スコープが+10.23%と上昇が目立ち、ANYCOLOR(G)、INPEX、ルネサスエレクトロニクス、ソニーGなどが高かった反面、値下がりは、KDDI、ファーストリテイリング、日経ダブルインバースなど4銘柄のみとなっている。日経平均株価の終値は26,246円31銭、+475円09銭、TOPIXの終値は1,856.20ポイント、+37.26ポイント。プライム市場の売買高は概算で11億13百万株、同売買代金2兆6,190億円。
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