マーケットコメント


テクニカル分析

2022-06-17

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17日、大幅反落、日経平均は一時5月12日の安値に接近するも下ヒゲ陰線を形成

17日、欧米株安を受け、東京市場は窓をあけて大幅に下落して始まった。日経平均は26,000円を割り込んで始まり、ボリンジャーバンドの-2σを下回ると710円安となり、5月12日の取引時間中の安値に接近する場面があったが、日銀金融政策決定会合の結果発表を控え売り込む動きは見られず、安値圏でのもみ合いとなった。一方、昼休み中に結果が現状維持と伝わると、買い戻しが優勢となって午後の取引が始まり、-2σ上を回復して午前の高値を上回る場面があったが、取引終了にかけて売り物に押され、下ヒゲ陰線を形成して終えた。そうしたなか、TOPIXは5月12日の安値を下回る場面があったものの終値では割り込まずに維持し、日経500は終値で3月の安値を下回ると同時に年初来安値を更新して終えた。日経500は下ヒゲ陽線を形成したが、下向きに変化した-2σを下回って終えており、休み明けの東京市場で-2σ上を回復して維持できるかが注目される。
(インベストラスト会員向けコメントあり)