マーケットコメント


テクニカル分析

2022-06-14

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14日、米国株の大幅安に引っ張られ東京市場も大幅安となるも下げ渋って終了

14日、米国でFOMCを控え積極的な利上げへの警戒が広がったことから米長期金利が上昇し、それを嫌気したNYダウなど主要3指数が揃って年初来安値を更新していたことが売り材料となった。日経平均は取引開始時から売り先行で始まり、26,357円をつけるなど一時629円安となる場面があった。一方午後に入ると、時間外のNYダウ先物がプラス圏で推移していたことに加え、他のアジア市場がマイナス幅を縮小していたことも買い戻しにつながり、下げ幅を縮めて終えた。そうしたなか業種別では、海運、銀行の2業種が値上がり。一方値下がりは、空運、精密機器、不動産、医薬品、情報・通信、石油・石炭など31業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、日経平均ブル2倍などのETFが安かったほか、ソニーG、ソフトバンクG、KDDIなどが安かった反面、ANYCOLOR(G)が+8.06%と上昇が目立ち、ダブル・スコープ、レーザーテックなども高かった。日経平均株価の終値は26,629円86銭、-357円58銭、TOPIXの終値は1,878.45ポイント、-22.61ポイント。プライム市場の売買高は概算で12億60百万株、同売買代金3兆0333億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)