マーケットコメント


テクニカル分析

2022-06-07

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7日、3日続伸、日経平均は2ヵ月半ぶりの28,000円台を回復するも維持できず終了

7日、米国株が小幅な反発で終えていたものの、取引開始直後に利益確定と見られる売りに押される展開となった。日経平均は小幅高で始まったあと上げ幅を縮めてマイナスに転じ、27,863円をつけるなど一時52円安となる場面があったが、売りが一巡すると切り返した。その後は週末のSQへの思惑的な先物買いによって日経平均はプラスに浮上して切り上がり、3月31日以来となる28,094円をつけ178円高となったが、13時過ぎごろから上値が重たくなると、時間外のNYダウ先物がマイナス圏で下げ幅を広げていたことに加え、他のアジア市場でも上海総合や香港ハンセン指数がマイナスで推移していたことが重石となり、3日続伸となったが28,000円台を回復できず上げ幅を縮めて終えた。そうしたなか業種別では、鉱業、輸送用機器、石油・石炭、非鉄金属、繊維など25業種が値上がり。値下がりは、空運、不動産、陸運など8業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、今日から東証プライムに市場変更となったメルカリが-6.16%と下落が目立ち、川崎重工、レーザーテック、ルネサスエレクトロニクスなどが安かった反面、東邦チタニウムが+9.46%、ダブル・スコープが+8.09%、大阪チタニウムが+7.01%と上昇が目立ち、JFEHD、INPEXなども高かった。日経平均株価の終値は27,943円95銭、+28円06銭、TOPIXの終値は1,947.03ポイント、+7.92ポイント。プライム市場の売買高は概算で11億74百万株、同売買代金2兆6,762億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)