マーケットコメント


テクニカル分析

2022-06-06

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6日、米国株安を受け反落して始まるも、薄商いのなか先物主導で切り返し続伸

6日、前週末の米雇用統計が予想を上回ったことを受け、積極的な利上げが続くとの見方が広がり、NYダウなど主要指数が揃って下落して終えていたことが嫌気され、東京市場は反落して始まった。日経平均は27,523円をつけ237円安となる場面があったが、時間外のNYダウ先物が小幅高で推移していたことに加え、他のアジア市場もプラス圏で推移していたことから日経平均もプラスに浮上して午前の取引を終えた。また午後に入ってからは薄商いのなか先物主導で上げ幅を広げる展開となり、27,979円をつけ217円高となる場面があったが、取引終了にかけて売り物に押され、わずかに上げ幅を縮めて終えた。そうしたなか業種別では、石油・石炭、空運、陸運、保険、医薬品、鉱業など23業種が値上がり。一方値下がりは、海運、証券、商品、サービス、電気機器など10業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、大阪チタニウムが+11.34%と上昇が目立ち、東邦チタニウム、ENEOSHD、東日本旅客鉄道、第一三共などが高かった反面、東京電力HD、川崎汽船、リクルートHD、日本郵船などが安かった。日経平均株価の終値は27,915円89銭、+154円32銭、TOPIXの終値は1,939.11ポイント、+5.97ポイント。プライム市場の売買高は概算で10億01百万株、同売買代金2兆3,223億円。
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