マーケットコメント


テクニカル分析

2022-06-03

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3日、米国株高を受け日経平均は高値もち合いとなるもTOPIXの上昇は限定的

3日、米国株の大幅反発を受け、東京市場は買い先行で始まった。日経平均は27,600円台を回復して始まったあと362円高となる場面があったが、買いが一巡すると売り物に押され200円高まで上げ幅を縮める場面があった。ただ利益確定と見られる売りが一巡すると、先物主導で再び持ち直した。また午後に入ってからは今晩発表される米雇用統計などの発表を控え小動きとなり、高値圏でのもち合いが続いて終えた反面、TOPIXの上昇率は0.35%と限定的だった。そうしたなか業種別では、鉱業、精密機器、非鉄金属、石油・石炭、サービスなど21業種が値上がり。一方値下がりは、保険、空運、その他金属など12業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ファーストリテイリング、ZHDの上昇が目立ち、ダブル・スコープ、オリエンタルランド、東京電力HDなども高かった。一方値下がりは、日経ダブルインバース、トヨタ自動車、NTTなどとなっている。日経平均株価の終値は27,761円57銭、+347円69銭、TOPIXの終値は1,933.14ポイント、+6.75ポイント。プライム市場の売買高は概算で11億82百万株、同売買代金2兆6,793億円。
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