マーケットコメント


テクニカル分析

2022-06-01

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1日、米株価指数先物の上昇や円安が支援材料となり反発して終了

1日、米国市場は下落して終えていたものの、時間外のNYダウ先物が上昇していたことや前日の下落もあって東京市場は小幅な反発で始まった。日経平均は先物主導で上げ幅を広げる展開になると、27,482円をつけるなど一時202円高となって午前の取引を終えた。一方午後に入ってからは材料不足で上下に振れる場面があったが、ドル円が129円台前半をつけたことが輸出関連株の押し上げにつながると取引終了にかけてもち直し、今日の高値圏で終えた。そうしたなか業種別では、輸送用機器、水産・農林、海運、繊維、機械、銀行など28業種が値上がり。一方値下がりは鉱業、医薬品、精密機器など5業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、日産自動車、メルカリ(G)の上昇が目立ち、川崎汽船、三菱重工、ホンダなどが高かった反面、ベイカレントコンサルティング、イビデン、第一三共、INPEXなどが安かった。日経平均株価の終値は27,457円89銭、+178円09銭、TOPIXの終値は1,938.97ポイント、+25.97ポイント。プライム市場の売買高は概算で12億28百万株、同売買代金2兆8,971億円。
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