マーケットコメント


テクニカル分析

2022-05-31

  • カテゴリ一覧に戻る
  • マーケットコメント一覧へ戻る

31日、反落、日経平均、TOPIXともに+2σを超えられず上ヒゲ陰線を形成して終了

31日、前日の大幅高の反動から小幅安で始まり、その後直ぐに買い戻されてプラスに浮上すると同時に日経平均は前日の高値を上回り、ボリンジャーバンドの+2σも上回る場面があったが、買いが続かず直ぐにマイナスに転じると、取引開始時の安値も下回った。ただ、売り込む動きは見られず、午後に入ってからは午前の安値を下回ることなく小陰線を形成して終えた。一方、TOPIXも+2σを上回る場面があったが前日の高値を超えられなかったことから売り物に押されると、午前の安値も下回り上ヒゲ陰線を形成して終えた。また、日経500も前日の高値を超えられなかったが、下向きの+1σ上をかろうじて維持して終えた。今日で月足が確定したが、日経平均とTOPIXが24ヵ月移動平均線上を維持して下ヒゲ陽線を形成し、日経500も下ヒゲ陽線を形成したが、24ヵ月移動平均線を下回ったまま終えている。そうしたなか、3指数ともに上昇が一服しており、明日以降上向きの5日移動平均線上を維持できるかが注目される。
(インベストラスト会員向けコメントあり)