マーケットコメント


テクニカル分析

2022-05-26

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26日、まちまち。買い一巡後に上げ幅を縮め日経平均は3日ぶりの反落

26日、注目された米FOMC議事要旨を受け利上げへの過度な警戒が後退したことから、NYダウなど主要指数が揃って上昇して終えていたことが好感され、東京市場も買い先行で始まった。日経平均は小幅高で始まったあと上げ幅を広げ、26,898円をつけるなど一時220円高となる場面があったが、買いが一巡すると上げ幅を縮めて小幅なマイナスに沈んだあと、前日比ほぼ変わらずで午前の取引を終えた。一方午後に入ると、上げ幅を広げる場面があったが、他のアジア市場がまちまちだったことや、時間外のNYダウ先物がマイナスで推移していたことから積極的な買いが入らず、日経平均は小幅安、TOPIXは小幅高で終えた。そうしたなか業種別では、空運、陸運、輸送用機器、ゴム、不動産など23業種が値上がり。一方値下がりは、非鉄金属、電気機器、精密機器、石油・石炭など10業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、川崎汽船、神戸物産、メルカリ(G)、東日本旅客鉄道などが高かった反面、アドバンテスト、東京エレクトロン、ファナックなどが安かった。日経平均株価の終値は26,604円84銭、-72円96銭、TOPIXの終値は1,877.58ポイント、+1.00ポイント。プライム市場の売買高は概算で10億85百万株、同売買代金2兆7,120億円。
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