マーケットコメント


テクニカル分析

2022-05-18

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18日、米国株高を好感して一時大幅高となるも上げ幅を縮小して終了

18日、米国市場で、小売売上高が予想を上回ったことから景気悪化への懸念が後退し、NYダウなど主要3指数が大幅高で終えていたことが東京市場の買い材料となった。日経平均は26,800円台を回復して始まり、その後も先物主導で買い優勢が続き27,053円をつけるなど一時393円高となる場面があったが、買いが一巡すると上げ幅を縮めて27,000円を下回り、取引開始時の水準も下回るなど売り物に押された。一方午後に入ってからは売り込む動きは見られず、先物主導で買いが優勢となってじわじわと株価水準を切り上げて終えた。そうしたなか業種別では、その他製品、電気機器、精密機器、銀行、海運、情報・通信など29業種が値上がり。一方値下がりは、紙・パルプ、鉱業、小売、ゴムの4業種のみとなっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、三井松島HDが+11.25%と上昇が目立ったほか、富士通、任天堂、SMC、川崎汽船などが高かった反面、値下がりは、日経ダブルインバース、INPEX、ファーストリテイリングの3銘柄のみとなっている。日経平均株価の終値は26,911円20銭、+251円45銭、TOPIXの終値は1,884.69ポイント、+17.98ポイント。プライム市場の売買高は概算で12億67百万株、同売買代金2兆9,698億円。
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