マーケットコメント


テクニカル分析

2022-05-10

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10日、続落、TOPIXのパラボリックが陰転、日経500は年初来安値を更新

10日、米国株の下落を嫌気して東京市場も売り先行で始まった。日経平均、TOPIXともに窓をあけて下落してスタートし、そのまま下げ幅を広げる展開となった。また両指数ともに4月27日の安値を下回ると、日経平均、TOPIXともにボリンジャーバンドの下向きに変化した-1σも下回る場面があった。ただ、5日移動平均線との乖離率が拡大し、短期的な過熱感が高まったことから買い戻されると、下ヒゲ陽線を形成して終えた。一方、日経500も売られる展開になると、取引時間中の年初来安値を下回る場面があったが、日経平均やTOPIXと同様に下げ幅を縮め、下ヒゲ陽線を形成して終えた。そうしたなか、今日の下落でTOPIXのパラボリックが陰転しており、明日以降も下降トレンドが継続するのかが注目される。
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