マーケットコメント


テクニカル分析

2022-05-02

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2日、小幅反落、連休谷間の東京市場は方向感の乏しい値動きとなるも商いは高水準

2日、連休中の米国市場が大幅安で終えていたものの、連休の谷間となる東京市場への売り圧力は限定的となった。日経平均は小幅高で始まり、一旦買いが優勢になって26,964円をつけ116円高となったが、その後急速に上げ幅を縮めるとマイナスに沈んだ。また、上値の重たさが嫌気されると、午前の取引終了にかけて下げ幅を広げ237円安となる場面があったが、前週末の決算発表を受けた個別株の売買が増加するなか売り込む動きは見られず、午後に入って買い戻される展開となった。ただ、一時プラスしたものの値を保つことができず結局小幅安で終えた。そうしたなか業種別では、海運、空運、ガラス・土石、金属製品、ゴム、陸運など19業種が値上がり。一方値下がりは、その他製品、建設、サービスなど17業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、日立、商船三井、メルカリ(G)、村田製作所、川崎汽船、富士通などが高かった反面、ZHDが-9.83%と下落が目立ち、アドバンテスト、ダイキン工業、任天堂、ファナックなどが安かった。日経平均株価の終値は26,818円53銭、-29円37銭、TOPIXの終値は1,898.35ポイント、-1.27ポイント。プライム市場の売買高は概算で11億94百万株、同売買代金2兆9,582億円。
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