マーケットコメント


テクニカル分析

2022-04-28

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28日、大幅反発、日銀の大規模緩和継続の決定を受け、午後に上げ幅を拡大して終了

28日、米国市場がまちまちで終えており、東京市場は手掛かり材料不足となるなか、小幅高で始まり、日経平均は前日の終値を挟んだもみ合いが続いたが、しばらくして買いが優勢になると、上げ幅を広げて午前の取引を終えた。一方、昼休み中に日銀金融政策決定会合で、大規模緩和を維持することに加え、10年国債を0.25%の利回りで無制限に買い入れる指値オペを毎営業日実施することなどが決定されたと伝わると、緩和政策の維持を好感した買いが入って午後の取引が始まった。また、為替市場でドル円が一時130円をつけたこともあって輸出関連株に買いが入り、日経平均は取引終了にかけて上げ幅を広げ、今日の高値圏で終えた。そうしたなか業種別では、鉄鋼、鉱業、輸送用機器、ガラス・土石、非鉄金属など30業種が値上がり。一方値下がりは、海運、サービス、その他製品の3業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、モイ(G)が+19.46%と上昇が目立ち、デンソー、第一三共、ルネサスエレクトロニクスなどが高かった反面、オリエンタルランドが-10.11%と下落が目立ち、日本郵船、日経ダブルインバース、エムスリーなどが安かった。日経平均株価の終値は26,847円90銭、+461円27銭、TOPIXの終値は1,899.62ポイント、+38.86ポイント。プライム市場の売買高は概算で13億83百万株、同売買代金3兆4,116億円。
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