マーケットコメント


テクニカル分析

2022-04-27

  • カテゴリ一覧に戻る
  • マーケットコメント一覧へ戻る

27日、大幅反落、窓をあけて売り先行で始まり、日経平均のパラボリックが陰転

27日、米国株安が嫌気され、東京市場は窓をあけて大幅安で始まった。日経平均は4月12日の安値近辺で始まり、直ぐに安値を割り込んでからさらに下げ幅を広げる展開になると、ボリンジャーバンドの下向きの-2σを下回る場面があった。ただ、売りが一巡すると徐々に買い戻しが優勢となり、午後には取引開始時の価格も上回り下ヒゲ陽線を形成して終えた。一方TOPIXは4月12日の安値を下回って始まると、日経平均と同様に下向きの-2σを下回ったあと買い戻しが優勢となって下ヒゲ陰線を形成したが、4月12日の安値を下回ったまま終える結果となった。さらに日経500も25日の安値を下回って始まり、下ヒゲを形成したものの今月の安値で終える結果となった。日経平均は今日の下落でパラボリックが陰転して終えており、明日以降、4月12日の終値ベースの安値を割り込むかが注目される。
(インベストラスト会員向けコメントあり)