マーケットコメント


テクニカル分析

2022-04-27

  • カテゴリ一覧に戻る
  • マーケットコメント一覧へ戻る

27日、大幅反落、米国株の下落が嫌気され一時12日の安値を下回るも下げ渋る

27日、中国経済への懸念やFRBの利上げ姿勢が積極的になるのではないかといった見方が嫌気され、NYダウなど米主要3指数が揃って大幅安となったことを受け東京市場も大幅安で始まった。日経平均は386円安で始まり、さらに安値を広げると26,051円をつけるなど一時649円安となる場面があった。ただ、売りが一巡すると徐々に買い戻しが優勢となり下げ幅を縮めて午前の取引を終えた。また午後に入ってからも他のアジア市場で上海総合や香港ハンセン指数がプラス圏で推移していたことが支えになると、下げ幅を縮め今日の高値圏で取引を終えた。そうしたなか業種別では、海運、鉱業、保険、電気・ガスなど7業種が値上がり。一方値下がりは、証券、商品、その他金融、紙・パルプ、ゴム、倉庫・運輸など26業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、日本郵船、アサヒGHD、商船三井、川崎汽船などが高かった反面、シマノが-12.59%と下落が目立ち、ファナック、レーザーテック、リクルートHDなどが安かった。日経平均株価の終値は26,386円63銭、-313円48銭、TOPIXの終値は1,860.76ポイント、-17.75ポイント。プライム市場の売買高は概算で16億55百万株、同売買代金3兆9,994億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)