マーケットコメント


テクニカル分析

2022-04-22

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22日、4日ぶりの大幅反落、値幅を伴う下落が発生し、3本のMAを下回って終了

22日、米国株安が嫌気され、東京市場は窓をあけて大幅安で取引が始まった。日経平均は25日移動平均線を下回って始まると、そのまま下げ幅を広げる展開となり75日移動平均線を下回った。また5回移動平均線も下回ると27,000円を割り込み、ボリンジャーバンドの上向きの-1σに接近する場面があった。ただ、そこから売り込む動きは見られず、下げ渋ると買い戻しが優勢となったが、25日、75日、5日の3本の移動平均線を下回って終える結果となった。一方、TOPIXも窓をあけて25日と75日移動平均線を下回って始まり、下げ幅を広げた場面では、5日移動平均線を下回る場面があったが、取引終了にかけて買い戻しが優勢となり、かろうじて5日移動平均線上を維持すると同時に下ヒゲ陰線を形成して終えた。そうしたなか、日経500もかろうじて5日移動平均線上を維持して終えているものの、パラボリックは陰転したままとなっており、休み明けの東京市場で3指数ともに値を保つことができるかが注目される。
(インベストラスト会員向けコメントあり)