マーケットコメント


テクニカル分析

2022-04-22

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22日、米長期金利の上昇を嫌気した米国株安で4営業日ぶりの大幅反落

22日、パウエルFRB議長の発言が利上げに積極的と受け取られ、米長期金利が上昇したことが嫌気され、NYダウなど主要指数が反落して終えていたことが東京市場の売り材料となった。日経平均は売り先行で始まり、そのまま下げ幅を広げる展開になると、27,000円を割り込んで26,904円をつけるなど、一時648円安となる場面があったが、売りが一巡すると買い戻しが優勢となって午前の取引を終えた。また午後に入ってからも買い優勢が続くとじわじわと下げ幅を縮め27,000円台まで戻して終えた。そうしたなか業種別では保険、空運、陸運の3業種が値上がり。一方値下がりは、非鉄金属、鉱業、海運、サービス、鉄鋼、不動産、ゴムなど30業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、メルカリ(G)、住友金属鉱山の下落が目立ち、川崎汽船、リクルートHD、INPEXなどが安かった反面、東芝、ディスコ、日経ダブルインバースなどが高かった。日経平均株価の終値は27,105円26銭、-447円80銭、TOPIXの終値は1,905.15ポイント、-22.85ポイント。プライム市場の売買高は概算で9億79百万株、同売買代金2兆3,877億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)