マーケットコメント


テクニカル分析

2022-04-15

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15日、3日ぶりの反落、米国株安を嫌気して大幅安で始まるも下げ渋って終了

15日、NY連銀総裁の発言を受け米長期金利が上昇していたことが米国株の下落につながり、東京市場の売り材料となった。日経平均は売り先行となり、27,000円を割り込んで始まったあとも下げ幅を広げる展開になると、26,704円をつけるなど一時387円安となる場面があったが、売りが一巡すると急速に買い戻された。また、今晩の欧米市場が休場となることから、午後に入ってからは様子見ムードが広がって況着状態となり、結局小幅安で終えた。そうしたなか業種別では、保険、輸送用機器、銀行、証券、海運など10業種が値上がり。一方値下がりは、精密機器、電気機器、空運、金属製品、化学、水産・農林など23業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ファーストリテイリングが+8.83%と上昇が目立ち、HENNGE(G)、スノーピーク、トヨタ自動車、東京電力HDなどが高かった反面、ベイカレントコンサルティングとローツェが-8.38%と-8.26%と下落が目立ち、良品計画、東京エレクトロン、三井ハイテック、アドバンテストなどが安かった。日経平均株価の終値は27,093円19銭、-78円81銭、TOPIXの終値は1,896.31ポイント、-11.74ポイント。プライム市場の売買高は概算で8億80百万株、同売買代金2兆0448億円。
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