マーケットコメント


テクニカル分析

2022-04-15

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15日、3日ぶりの反落、日経平均は一時5日と25日MAを下回るも維持して終了

15日、米国株安を受け、東京市場は売り先行で始まった。日経平均は25日移動平均線を下回って始まるとさらに下げ幅を広げる展開となり、上向きの5日移動平均線を下回る場面があった。一方売りが一巡すると買い戻しが優勢となって持ち直してプラスに浮上し、5日と25日移動平均線を上回って75日移動平均線に接近する場面があったものの買いが続かず、上下にヒゲのある陽線のコマを形成して終えている。一方、TOPIXと日経500も売り先行で始まり5日移動平均線を割込む場面があったが、下げ渋って5日移動平均線上を維持して終えた。休み明けの東京市場で、日経平均が75日移動平均線を上回って維持できるかが注目される。

【以下、会員向けコメント】 
今日の東京市場は3日ぶりの反落となりました。3指数ともに売り先行で始まり、揃って5日移動平均線を下回る場面がありましたが、売りが一巡すると買い戻され、結局5日移動平均線上を維持して終えており、上下に振らされた一日だったと言えます。そうしたなか、日経平均は上向きの25日移動平均線をわずかに上回っており、休み明けの東京市場で、25日移動平均線上を維持したまま75日移動平均線上を回復できるかが注目されます。仮に75日移動平均線上を回復するようですと、反発期待が継続し、下向きの200日移動平均線に接近することも視野に入る反面、戻せずに押し返されたり、25日と5日移動平均線を一気に下回って戻せなかったりするようですと、下落の勢いが強まることが考えられますので、引き続きポジションを増やさないよう注意したいところです。

※16日、01時27分更新