マーケットコメント


テクニカル分析

2022-04-14

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14日、大幅続伸、米株高を好感し、日経平均は1週間ぶりに27,000円台を回復

14日、米長期金利の上昇が一服したことを好感し、下落が続いていたナスダック総合指数が2%を超す上昇率となっていたことが東京市場の押し上げ要因となった。日経平均は小幅高で始まったが、時間外のNYダウ先物がプラス圏で推移していたことが買い安心感につながると、取引開始後に上げ幅を広げて27,000円を上回り、27,200円をつけるなど一時357円高となる場面があった。一方午後に入ると、取引開始早々は上げ幅を縮めたが、他のアジア市場が上昇していたことが下支えとなって持ち直すと、高値圏でのもち合いが続いて終える結果となった。そうしたなか業種別では、空運、鉱業、海運、非鉄金属、陸運など31業種が値上がり。一方値下がりは、水産・農林、サービスの2業種のみとなっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、東京電力HDが+9.66%と上昇が目立ち、ルネサスエレクトロニクス、塩野義製薬、商船三井、INPEXなどが高かった反面、スノーピークが-14.81%と下落が目立ち、リクルートHD、日経ダブルインバースなどが安かった。日経平均株価の終値は27,172円00銭、+328円51銭、TOPIXの終値は1,908.05ポイント、+17.99ポイント。プライム市場の売買高は概算で10億10百万株、同売買代金2兆3,422億円。
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