マーケットコメント


テクニカル分析

2022-04-12

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12日、大幅続落、米株安と先物主導で売られ日経平均は一時500円の下落

12日、米3月消費者物価指数の発表を控え、インフレ加速への警戒から長期金利が上昇したことを受け、米国株が大幅安で終えていたことが売り材料となった。日経平均は200円程下落して始まり、しばらくもち合いが続いていたが、上値の重たさに加え、時間外のNYダウ先物がマイナス圏で推移していたことがセンチメントの悪化につながると、じわじわ下げ幅を広げる展開となった。また午後に入ってからも売り圧力が弱まらず、午後2時ごろには26,304円をつけるなど一時517円安となる場面があった。安値をつけたあとに一旦買い戻しが入ったが戻しきれず、今日の安値圏で終えた。そうしたなか業種別では、空運、情報・通信、保険、その他金融の4業種が値上がり。一方値下がりは、海運、機械、精密機器、電気機器など29業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、商船三井、川崎汽船、日本郵船、HOYA、日本電産などが安かった反面、ローツェが+12.31%と上昇が目立ち、日経ダブルインバース、NTT、KDDIなどが高かった。日経平均株価の終値は26,334円98銭、-486円54銭、TOPIXの終値は1,863.63ポイント、-26.01ポイント。プライム市場の売買高は概算で11億75百万株、同売買代金2兆6,353億円。
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