マーケットコメント


テクニカル分析

2022-04-08

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8日、一時マイナスに沈むももち直し、小幅高となり反発で終了

8日、米国株の反発を好感し、東京市場も反発して始まった。またオプションSQだったこともあり買い先行となり、日経平均は27,000円台を回復して始まると、27,185円をつけ一時296円高となる場面があったが、買いが続かず上げ幅を縮める展開となった。また、10時半ごろにはマイナスに沈んで296円安となり、マイナスのまま午前の取引を終えた。一方午後に入ると、時間外のNYダウ先物や上海総合指数がマイナスからプラスに浮上していたことが買いにつながると、日経平均、TOPIXともに取引終了にかけてプラスに浮上し、日経平均は3日ぶりの反発、TOPIXは4営業日ぶりの反発で終えたが、オプションSQ値(27,122円37銭)を下回った。そうしたなか業種別では、精密機器、情報・通信、石油・石炭、非鉄金属、鉄鋼など21業種が値上がり。一方値下がりは、輸送用機器、倉庫・運輸、ゴム、卸売など12業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、SHIFT(G)が+14.62%と上昇が目立ったほか、NTT、第一三共などが高かった反面、セカンドサイトアナリティカ(G)が-10.45%と下落が目立ったほか、三菱商事、丸紅、セブン&アイHDなどが安かった。日経平均株価の終値は26,985円80銭、+97円23銭、TOPIXの終値は1,896.79ポイント、+3.89ポイント。プライム市場の売買高は概算で12億70百万株、同売買代金3兆1,093億円。
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