マーケットコメント


テクニカル分析

2022-04-06

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6日、大幅安、日経平均、TOPIXともに75日MAを下回って陰線を形成して終了

6日、前日の上値の重たさや米国株安を嫌気し、東京市場は窓をあけて売り先行で始まった。日経平均は緩やかな下向きを続ける75日移動平均線に接近して始まり、しばらくして75日移動平均線を下回ると下げ幅を広げる展開となった。また、3月22日と23日の窓を埋める水準まで下落して午前取引を終えると、午後に入って買い戻しが入り、下げ幅をわずかに縮めて下ヒゲ陰線を形成し、75日移動平均線を下回ったまま終えた。TOPIXも日経平均と同様の値動きとなり、下向きの75日移動平均線を下回ると、4月1日の安値を下回ったところで下げ止まり、下ヒゲ陰線を形成して終えた。一方、日経500は下向きの5日移動平均線を下回って始まり下げ幅を広げると、取引終了にかけて買い戻されたものの5日移動平均線を下回って終えた。今日の下落で日経平均と日経500のパラボリックが陰転しており、日経平均とTOPIXが75日移動平均線上を回復できるかが注目される。
(インベストラスト会員向けコメントあり)