マーケットコメント


テクニカル分析

2022-04-06

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6日、大幅安、米長期金利の上昇を嫌気して日経平均は反落、TOPIXは続落で終了

6日、米ブレイナードFRB理事が講演で、金融引き締めに積極的な発言をしたことが米長期金利の上昇につながると同時にフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が4.5%安となり、東京市場の売り材料となった。日経平均は254円安で始まり、その後も下げ幅を広げると、午前の取引終了前には27,214円をつけるなど574円安となる場面があった。午後は下げ渋って始まると、13時過ぎごろからドル円が買われ123円台半ばから124円に接近したことが買い戻しにつながり、下げ幅を縮めて終えた。そうしたなか業種別では、石油・石炭のみが値上がり。値下がりは、海運、金属製品、鉄鋼、ゴム、繊維、輸送用機器、機械、化学など32業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、川崎汽船、商船三井、日本郵船、デンソーなどが安かった反面、ギックス(G)が+17.87%、コスモエネルギーHD(P)が+13.44%と上昇が目立ち、JTOWER(G)、日経ダブルインバースなどが高かった。日経平均株価の終値は27,350円30銭、-437円68銭、TOPIXの終値は1,922.91ポイント、-26.21ポイント。プライム市場の売買高は概算で11億74百万株、同売買代金2兆7,911億円。
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