マーケットコメント


テクニカル分析

2022-04-05

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5日、まちまち、米株高を好感して始まるも日経平均は小幅高、TOPIXは小幅反落

5日、米国市場でナスダック総合指数が1.9%高で終えていたことが好感され、東京市場も値がさのハイテク株を中心に買いが先行して始まった。日経平均は28,000円に迫る27,965円をつけ303円高で始まったが、取引開始時が高値になると、そのあと失速する格好となり、マイナスに沈んだ。またマイナスに沈んだあと売り込む動きは見られなかったものの買いも入らず、小幅安で午前の取引を終えた。また午後に入ってからもTOPIXがマイナス圏で推移していたことから日経平均も上値の重たい値動きとなったが、取引終了にかけて買われてプラスに浮上し、TOPIXは小幅な反落で終えた。そうしたなか業種別では、鉱業、陸運、小売、サービスなど10業種が値上がり。一方値下がりは、保険、海運、銀行、電気・ガス、鉄鋼など23業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ソフトバンクG(P)がトップで+2.61%となったほか、HENNGE(G)が+12.08%と上昇が目立ち、エムスリー(P)、JTOWER(G)などが高かった反面、川崎汽船(P)、商船三井(P)、東京海上HD(P)、日本郵船(P)などが安かった。日経平均株価の終値は27,787円98銭、+51円51銭、TOPIXの終値は1,949.12ポイント、-4.51ポイント。プライム市場の売買高は概算で11億55百万株、同売買代金2兆6,678億円。
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