マーケットコメント


テクニカル分析

2022-04-01

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1日、新値度入りとなるも売買は減少し、3日続落で終了

1日、NYダウなど米主要指数が揃って続落で終えていたことに加え、日銀短観の結果が7四半期ぶりの悪化となったことなどが取引開始時の売り材料となった。東京市場は売り先行で始まり、27,399円をつけるなど一時481円安となる場面があったが、売りが一巡すると買い戻される展開となった。ただ週末で積極的な買いが入らなかったことに加え、今晩に米雇用統計の発表を控えていたこともあって様子見から買いが続かず、3日続落で終えた。そうしたなか業種別では、その他製品、その他金融、情報・通信、水産・農林、銀行など14業種が値上がり。一方値下がりは、海運、石油・石炭、鉄鋼、鉱業、紙・パルプ、金属製品、輸送用機器など19業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、トップが日本郵船で-6.88%となったほか、川崎汽船、商船三井、塩野義製薬などが安かった反面、東芝、任天堂、三井ハイテックなどが高かった。日経平均株価の終値は27,665円98銭、-155円45銭、TOPIXの終値は1,944.27ポイント、-2.13ポイント。売買高は概算で11億90百万株、売買代金2兆8,935億円。
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