マーケットコメント


テクニカル分析

2022-03-24

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24日、売り先行で始まるも、円安や米先物の上昇が支援材料となり8日続伸で終了

24日、前日まで7日続伸していたことの反動に加え原油先物が5%を超す上昇となり、インフレへの警戒が再燃して米国株が下落して終えていたことなどが東京市場の売り材料となった。日経平均は大幅反落して始まり、27,624円をつけるなど一時415円安となる場面があったが、為替市場でドル円が121円台前半で推移していたことから輸出関連株の下支えとなり、下げ渋って午前の取引を終えた。また、午後に入ってからは、時間外のNYダウ先物が上昇していたことに加え、他のアジア市場も下げ幅を縮めていたことなどが買い戻しにつながると、日経平均は小幅高となり、結局8日続伸で終える結果となった。そうしたなか業種別では、非鉄金属、鉱業、輸送用機器、ゴム、サービスなど15業種が値上がり。一方値下がりは、海運、建設、不動産、証券、商品、小売、水産・農林、電気・ガスなど18業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、グローバルウェイ(マザーズ)の上昇が目立ち、エッジテクノロジー(同)、デンソー、トヨタ自動車などが高かった反面、川崎汽船が-9.61%と下落が目立ち、商船三井、日本郵船、マネックスGなどが安かった。日経平均株価の終値は28,110円39銭、+70円23銭、TOPIXの終値は1,981.56ポイント、+2.86ポイント。売買高は概算で12億42百万株、売買代金3兆1,574億円。
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