マーケットコメント


テクニカル分析

2022-03-22

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22日、大幅高で6日続伸、円安やアジア株の上昇が支えとなるも午後に膠着感強まる

22日、3連休明けの東京市場は円安が支援材料となり、買い先行で取引が始まった。日経平均は窓をあけて上昇して始まると、資源価格の高止まりや円安に加え、金利上昇を材料に関連する業種が買われ上げ幅を広げる展開となった。また11時過ぎには27,284円をつけるなど一時457円高となる場面があった。一方、午後に入って上値が重たくなって膠着感が強まる場面があったが、他のアジア市場で香港ハンセン指数が3%近い上げ幅となっていたことが下支えとなり、2月18日以来となる27,000円台で終えた。そうしたなか業種別では、鉱業、保険、卸売、銀行、石油・石炭など28業種が値上がり。一方値下がりは、海運、空運、食料品、金属製品、小売の5業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、日経レバレッジETFがトップで+2.87%となったほか、INPEXが+8.63%と上昇が目立ち、三菱商事、三井物産、東京海上HDなどが高かった。一方値下がりは、日経ダブルインバース、レーザーテック、日本郵船、商船三井の4銘柄のみとなっている。日経平均株価の終値は27,224円11銭、+396円68銭、TOPIXの終値は1,933.74ポイント、+24.47ポイント。売買高は概算で15億33百万株、売買代金3兆4,261億円。
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