マーケットコメント


テクニカル分析

2022-03-17

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17日、大幅高で4日続伸、FOMC後の米国株高が支援材料となり一時940円高

17日、注目された米FOMCで0.25%の利上げが発表されたものの、予想の範囲内だったことに加えウクライナとロシアの停戦への期待からNYダウやナスダック総合など主要株価指数が揃って上昇して終えていたことが好感され、東京市場も買い先行で始まった。日経平均は26,000円台に乗せて始まり、その後も上げ幅を広げると26,702円をつけ、一時940円高となる場面があったが、利益確定と見られる売り物に押されて午前の取引を終えた。一方、午後に入って香港ハンセンや上海総合指数が昨日に続いて大幅高となっていたことが買い安心感につながると、取引終了にかけて持ち直し、今日の高値圏で終えた。そうしたなか業種別では33業種すべてが値上がり。上昇率が高かったのは、精密機器、機械、電気機器、化学、ガラス・土石など。上昇率が低かったのは、電気・ガス、陸運、鉄鋼、空運、水産・農林などとなっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、レーザテックが+9.74%と上昇が目立ちファナック、リクルートHD、日経レバレッジETF、ファーストリテイリングなどが高かった反面、値下がりは、日経ダブルインバースが-7.14%と下落が目立ったほか、オリエンタルランド、KDDI、NTTなど6銘柄となっている。日経平均株価の終値は26,652円89銭、+890円88銭、TOPIXの終値は1,899.01ポイント、+45.76ポイント。売買高は概算で14億74百万株、売買代金3兆5,544億円。
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