マーケットコメント


テクニカル分析

2022-03-16

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16日、3日続伸、米国株の大幅高が好感され一時25,800円台を回復

16日、WTI原油先物価格が大幅続落となり、インフレへの警戒が一旦後退したことを受け米国株が大幅高で終えていたことが買い材料となった。日経平均は25,500円台に乗せて始まり、その後一旦売り物に押されて25,500円を割り込む場面があったが、売りが一巡すると再び買いが優勢となって上げ幅を広げる展開となり、25,800円に接近して午前の取引を終えた。午後に入ってからは、午前の取引開始時と同様に利益確定と見られる売り物に押される場面があったが、一部報道で中国政府が景気の下支えに動いていると伝わり、香港ハンセンや上海総合指数が大幅な反発となっていたことから買い安心感が広がり、取引終了にかけて買い直され、日経平均は25,824円をつけ478円高となり、そのまま高値圏で終えた。そうしたなか業種別では、空運、サービス、電気機器、鉄鋼、電気・ガスなど28業種が値上がり。一方値下がりは、水産・農林、倉庫・運輸、鉱業、建設、ゴムの5業種のみとなっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、三井ハイテックが+17.65%と値幅制限いっぱいまで買われ上昇が目立ったほか、ソフトバンクG、日本航空、日本電産などが高かった反面、日経ダブルインバース、INPEX、NTT、三井住友FG、川崎汽船の5銘柄が値下がりとなった。日経平均株価の終値は25,762円01銭、+415円53銭、TOPIXの終値は1,853.25ポイント、+26.62ポイント。売買高は概算で13億39百万株、売買代金3兆1,947億円。
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