マーケットコメント


テクニカル分析

2022-03-15

  • カテゴリ一覧に戻る
  • マーケットコメント一覧へ戻る

15日、小幅続伸、原油安や円安が下支えとなり続伸するも日経平均は伸び悩む

15日、WTI原油先物価格が100ドルを割り込む場面があるなど、上昇が一服したことに加え、米長期金利が上昇したことを受け円安にふれ、対ドルで118円台半ばに乗せたことが支援材料となった。日経平均は小幅安で始まり、午前中はウクライナ情勢への警戒から前日の終値を挟んだ方向感のない値動きとなったが、午後に入って時間外のWTI原油価格が100ドルを割り込んで推移していたことやドル円が円安にふれると、午後に入ってから25,441円をつけるなど一時133円高となる場面があったが、他のアジア市場で上海総合や香港ハンセン指数が下げ幅を広げていたことから積極的な買いが入らず、そのまま伸び悩んで小幅高で終えた。そうしたなか業種別では、保険、空運、電気・ガス、食料品、輸送用機器など25業種が値上がり。一方値下がりは、鉱業、非鉄金属、石油・石炭、海運など8業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、レーザーテックがトップで+2.88%となったほか、東京海上HD、リクルートHD、KDDI、トヨタ自動車などが高かった反面、住友金属鉱山が-9.98%と下落が目立ち、INPEX、ベイカレントコンサルティング、ファーストリテイリング、ソフトバンクGなどが安かった。日経平均株価の終値は25,346円48銭、+38円63銭、TOPIXの終値は1,826.63ポイント、+14.35ポイント。売買高は概算で12億22百万株、売買代金2兆7,976億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)