マーケットコメント


テクニカル分析

2022-03-14

  • カテゴリ一覧に戻る
  • マーケットコメント一覧へ戻る

14日、ウ露停戦交渉への期待で上昇して始まり一時468円高となるも伸び悩み

14日、週末にウクライナとロシアの当局者らが、交渉でこれまで最も進展があったとし、数日内に停戦に向けた動きが出るのではないかといった期待が高まり、東京市場は買い先行で始まった。日経平均は175円高で始まり、そのまま上げ幅を広げる展開となって25,631円をつけるなど一時468円高となる場面があった。ただ、買いが一巡すると急速に伸び悩み、午後に入ってから136円高まで上げ幅を縮めた。その後再び上げ幅を広げもち直したものの値を保つことができずに、結局今日の安値圏で終えた。そうしたなか業種別では、空運、保険、不動産、海運、証券、商品など28業種が値上がり。一方値下がりは、電気・ガス、精密機器、小売りなど5業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、日揮HDが+14.93%と上昇が目立ち、川崎汽船、商船三井、トヨタ自動車、三菱UFJFGなどが高かった反面、塩野義製薬、HOYA、ファーストリテイリング、日本電産などが安かった。日経平均株価の終値は25,307円85銭、+145円07銭、TOPIXの終値は1,812.28ポイント、+12.74ポイント。売買高は概算で11億87百万株、売買代金2兆6,680億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)