マーケットコメント


テクニカル分析

2022-03-09

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9日、4日続落、反発して始まるも上値が重く、連日で昨年来安値を更新して終了

9日、前日まで値幅を伴う下落が続いた反動から、買いが優勢となって取引が始まった。日経平均は小幅高で始まり、その後も買いが続いて上げ幅を広げると、25,084円をつけるなど一時293円高となる場面があったが、25,000円を回復した水準から買いが続かず徐々に上値が重たくなった。また、午後に入ってからも上値が重く、一旦25,000円に接近する場面があったが、買いが続かず売り物に押されると、他のアジア市場で、上海総合指数や香港ハンセン指数が下げ幅を広げていたことも売り材料となり、取引終了にかけてポジション調整と見られる売り圧力が強まってマイナスに沈んで終えた。そうしたなか業種別では、ゴム、空運、銀行、その他金融、輸送用機器など12業種が値上がり。電気・ガス、海運、精密機器、医薬品、サービス、倉庫・運輸、石油・石炭など21業種が値下がりとなっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、日本郵船がトップで―1.78%となったほか、リクルートHD、日本電産、ソニーGなどが安かった反面、富士通、日立、原油ダブル・ブル、ソフトバンクGなど高かった。日経平均株価の終値は24,717円53銭、-73円42銭、TOPIXの終値は1,758.89ポイント、-0.97ポイント。売買高は概算で15億00百万株、売買代金3兆2731億円。
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